2014年1月23日木曜日

冬に聴きたい名曲



冬に聴きたい名曲を何曲かピックアップしてみました







Bon Iver - Skinny Love  


 
最近ハマっているBon Iverです。この曲が収録されているアルバムはジャスティン・ヴァーノンが恋に破れ、心の傷を癒すために狩り用の小屋にこもっていた時に制作したアルバムだそうです(女々しくて映画みたいなことを平然とするところが好感持てます) 曲もアルバム制作の経緯も冬らしくて大好きです。








坂本龍一 - 戦場のメリークリスマス



言わずと知れた坂本龍一の名曲戦場のメリークリスマス。この曲は本当に大好きです!!メロディーが本当に素晴らしい!!ここまでメランコリーで美しいメロディーはそうそうないと思います。本当に名曲中の名曲。イントロのピアノ聴いただけで目頭が熱くなります。








Rosso - シャロン



僕の中で冬の大定番ソングとなっているシャロン。露骨に悲しい、切ない曲でもないのに一番聴いていると心にグッとくる曲だったりします。ふとした時に聴くと電車の中とかでも泣きそうになるので外ではあまり聴かないようにしてます笑 








Epic 45 - We Were Never Here



めちゃくちゃ好きな曲です。この曲はアホみたいに聴きまくりました。もうPV、曲名、音楽、全部ヤバイです。この曲は切ない感じなんですけど、なんとも言えない独特の切なさがあるんですよね。雪が降った日や、バスの窓をボーと見ながら何回も聴きました。







Bill Evans - We Will Meet Again



冬ソングってわけじゃないですが僕が冬に好んで良く聴く曲です。本当に美しいピアノののメロディーだと思います。ピアノ曲はあまり聴きませんがこの曲だけは例外で本当に数え切れないほど聴きました。We Will Meet Againって曲名もすごく好きです。僕の葬式にかけて欲しい曲プレイリストにも入ってたりします(この歳で葬式でかけて欲しい曲のプレイリストを作成してるのがポイント)



2014年1月20日月曜日

Mogwai Rave Tapes レビュー


早速話題になってるMogwaiの新作RaveTapesを聴いてみたので軽く紹介してみたいと思います






Mogwai - RaveTapes



今回のRaveTapesはエレクトロ色が強くなった気がします。一曲目のHeard About You Last NightはREDIOHEADのKIDAを彷彿させるような深海に段々と沈み落ちていく感覚にさせるリバーブの深くかかったメランコリーなエレクトロピアノのメロディーから始まります。この曲はかなり好み。それからRemurdered 、Hexon BogonとMogwaiらしさを感じさせる暗く尖った曲にシフトしていきます。初期の静寂→轟音の流れはかなり薄れたような気もしますが、段々と静かに盛り上がっていく感じはやはりMogwai。Mr. BeastのGlasgow Mega-Snakeのようなガツンとくる派手なカッコ良さはないものの、洗練された落ち着いたカッコ良さを感じさせます。8曲目のBlues Hourは空間や広がりを意識したアンビエント志向の曲ですが、サビにさしかかるところからサビの終わりまでに静かにも存在感のあるノイジーなギターが鳴っているところがMogwaiらしいなと感じました。ラストの10曲目のThe Lord Is Out Of Controlはエフェクトのかかったボーカルに徐々に盛り上がていくMogwaiの定番のスタイル、アンビエント、エレクトロ、ポストロックと色んな要素が上手く練り込まれており、RaveTapesの集大成とも言える曲で締めくくられています。アルバムを通して聴いた感想は曲一つ一つは悪くないのですが、若干、単調気味でダラダラしており聴いている途中で疲れてダレてくるのが残念だなぁというのが正直な感想です。個人的にはもう少しひねりが欲しかったです。

 

 

2014年1月19日日曜日

2013年年間ベスト



すごく今さらですが2013年で個人的に良かったアルバムを5枚をまとめてみました。5枚選ぶのにめちゃくちゃ悩みました。個人的にはHipHopも入れたかったのですが甲乙つけがたく、5枚じゃ収まり切らないのでHipHop抜きでまとめてみました。


          






Local Natives - Hummingbird



LAのロックバンドLocal Nativesの2ndアルバム。とにかく素晴らしいの一言に尽きます
メランコリーなメロディー、浮遊感のあるボーカル、幻想的なギターのアルペジオどれを
とっても申し分のない出来です。ここまで聴きやすく、メランコリーで幻想的な音を出す
完成度の高いバンドはなかなかお目にかかれないと思います。雪が降っている今日
みたいな日や、少し暖かくなった昼下がりにボーっと窓の外を見ながら聴きたい一枚








Afraid of Heights - Wavves



Wavvesの4thアルバム。ビーチボーイズのようなサーフーっぽさとローファイなガレージ
ロックサウンドを兼ね備えたサウンドが魅力的なWavves今回も素晴らしアルバムです。
1曲目のSailToTheSunのイントロを聴いたとき、てっきりドリームポップ路線に変わったの
かと思い、がっかりしましたがイントロが終わると一気にザ・Wavves たまらないですね
あたかも前から知ってるように書いていますがWavvesを知ったのは割と最近です(笑) 木下理樹が年間ベストで紹介していているのを見て、そこから知りました。とにかくアルバムには捨て曲が一切なく、かなり完成度が高いです。何回でも聴けちゃいます。








King Krule -  6 Feet Beneath the Moon



弱冠18歳のアーチー・マーシャルによるプロジェクト、キング・クルエルのデビュー・アルバムです。とにかくカッッコ良くて渋いです。実は去年リリースされたアルバムの中では1、2を争うくらい好きだったりします(笑) アーチー・マーシャルの個性的な声やアルバム全体のどこかやさぐれた、孤独な何とも言えない雰囲気が病みつきになります。かなりヘビロテしました。1曲目のEasy Easyからド・ツボでこの曲は帰りの電車の窓から夕日を見ながら聴いたり、朝のホームで消えかかっている月を見ながら聴いたりしていました。








Rhye - Women 



カナダ人のマイク・ミロシュとデンマーク人のロビン・ブラウンによる新生デュオ、Rhyeのデビュー作。SHADEと良く声が似てると言われていますがRhyeの方が少しだるく、クールな感じです。最近ボーカルが男性だと知り、すごく驚きました。どこか懐かしい感じや、落ち着いた感じがとても良いですね。クラシックやソウルをどこかに感じたりしますがそれでいてどこかポップ。アルバム全体の流れも綺麗にまとまっていて、流すように聴いても非常に心地が良いです。車でドライブするときなんかに聴いたりしたい一枚ですね。








Janelle Monae - The Electric Lady




黒人女性シンガー、ジャネル・モネイの2作目のアルバム。ジャケットが「いつの時代やねん」ってツッコミたくなりますね(笑) ジャネル・モネイもアルバムジャケット通りのリーゼントヘアーの女性です。アルバムコンセプトは施設入院患者モネイの空想、或いは別人格として生みだされた28世紀のアンドロイド、シンディー・メイウェザーから伝達された曲という非常に奇妙で面白いコンセプトです。ジャケットの雰囲気で聴く気にならなくて全く聴いていませんでしたがちゃんと聴いてみるととてつもなく素晴らしいアルバムでした。去年一番驚きました。ブルース、ファンク、R&Bと本当に色んなジャンルの要素を含んだ音楽で非常に聴きやすくかなりノレます。特にWeWereRock&Rollという曲が好きで合間合間に入ってくるファンクくさいギターや80年代のディスコミュージックのようなノリがめちゃくちゃハマり、狂ったように何回も聴きました。去年の新譜の中で一番のオススメ。